保護者の方へ

このページを読まれているのはお子さんのお父さん,お母さんでしょうか。または学校の先生でしょうか。それとも一般の方でしょうか。また,どういった経緯でこのページを読まれているのでしょうか。

この「ふんどし研究会 for きっず」というサイトは,もともと2011年8月から2015年7月ごろまで公開していた,「ふんどし好きの男の子のためのサイト」がベースになっています。ですので,なぜそのようなサイトを立ち上げようと思ったかということについて,まず知っておいていただきたいと思います。

理由の第一は,私自身,小学生のころにふんどしに興味をもちながら,当時は情報源が少なかったので,情報を得るのに苦労したことがあります。第二は,大人になってふんどしのウェブサイト(ふんどし研究会:本サイトの親サイト)を立ち上げ,アンケート調査を行ってみると,意外なことに回答者の半数は10代前半でふんどしに興味を抱いていることが分かったことがあります。そして,これが大切なのですが,第三に,現在ではインターネットの発達により,ふんどしに関する情報は検索すればいくらでも出てきますが,中には子どもたちが見るのにふさわしいとは言えない情報が少なくない(もちろん,子どもたちが見ることを前提に作られてはいないのですから,その存在を否定すべきではありませんが),ということがあります。そこで私は,ふんどしに興味をもった子どもたちに,ふんどしについて正しい情報を伝える,わかりやすく,安心して見ることのできるサイトを作ろうと思ったのです。

小学生でふんどしに興味をもつ子どもなんて本当にいるの?と思われるかもしれませんが,朝日放送の「探偵ナイトスクープ(外部リンク)」では,これまで2度に渡ってふんどしに憧れを抱く小学生が登場しています(「ふんどしに魅せられた少年」,「ふんどし姿で荒波に立つ!」いずれも外部リンク)。確かに数は非常に少ないでしょう。しかし,ふんどしに憧れを抱き,ふんどしを締めてみたいと思っている子どもは確実に存在するのです。

ただ,私が迂闊だったのは,特にここ何年かの傾向として,ふんどしがジェンダーフリー化し,女性でも気軽に試せる下着へと変化していっていることへの認識が乏しかったことです。実際,ふんどしを愛用しているお母さんが,自分の娘にせがまれてふんどしを与えるというケースもあるようです。ですのでリニューアルしたこのサイトでは,対象を男の子だけでなく,女の子にも広げています。

小学生,中学生くらいの年齢でふんどしに興味をもつことはおかしくないはずです。子どもの頃,パイロットの制服姿に憧れを抱いた経験はないでしょうか。あるいはキャビン・アテンダントの制服に憧れて将来その職につきたいと夢見る女の子はおかしいのでしょうか。それと同じことなのです。単に,かっこいいから僕も締めてみたい。かわいいから私も欲しい,それだけのことなのです。ですので,お子さんからふんどしに興味がある,という話をされたなら,頭ごなしにおかしいと決めつけず,まずはしっかり話し合ってみていただけませんか。