子ども用のふんどしの買いかた
大人用のふんどし(越中ふんどし)は百貨店などでも売られていますが,子ども用のふんどしは通信販売を中心に売られています。ここでは,通信販売で子ども用ふんどしを売っているお店を5店紹介します。なお,中学生以上は大人用ふんどしで大丈夫でしょう。必ず保護者の方にお願いするか,許可を得て利用してください。
- 九州屋(外部リンク):子供越中ふんどしと,子供六尺ふんどしを売っています。
子供越中ふんどし(外部リンク)は,小学生の場合,1~3年生(7歳~9歳)はMサイズ(長さ85cm×幅20cm×ひも片側45cm),4~6年生(10歳~12歳)はLサイズ(長さ90cm×幅22cm×ひも片側45cm)を買うことになります。色は白,豆絞り,赤,黒があります。最初は「さらし」をおすすめします。
子供六尺ふんどし(外部リンク)は,幅11cm,長さ175cmで,色は白と豆絞りがあります。ただしこれは幼児~小学1,2年生向けの寸法なので,それより大きい人は,大人用Mサイズを注文して,幅,長さを調節してもらうと良いでしょう。大人用Mサイズは幅16cm~25cm,長さ240cmです。小学4~6年生であれば,幅16cm,長さ210cmくらいがちょうど良いでしょう。ただし幅は好みによってもう少し狭くしても良いし,長さは両手をま横に広げた長さの1.5倍を基準に考えてください。
- こだわり工房(外部リンク):子ども用の越中ふんどしを売っています。色,柄がとてもたくさんあります。六尺ふんどしもあり,大人用でやや大きめですが,子どもにも合うと思います。
ふんどしの売り場(外部リンク)には子ども用フリーサイズの越中ふんどし(長さ88cm×幅26cm×ひも片側45cm)が用意されています。
- シーピース(外部リンク):子ども用のもっこふんどし「こどもっこ」と,越中ふんどし「こども越中」を売っています。女の子,男の子向けの色,柄がいろいろあります。六尺ふんどしはありません。
子どもふんどしの売り場(外部リンク)
- TeRAYA(外部リンク):長崎市にある,ふんどし専門店。かわいらしい柄の子ども用越中ふんどしを多数ラインアップ。こちらは実際のお店でも売っています。
子どもふんどしの売り場(外部リンク)
- しゃれふん(外部リンク):おしゃれなふんどし,しゃれふん。
子どもふんどしの売り場(外部リンク)
- これらのお店のほかに,子ども用ふんどしという名前では売っていませんが,子どもサイズに幅と長さを指定して,ふんどしを注文できるお店がいくつかあります。検索してみると良いでしょう。
ふんどしの作り方
六尺ふんどしについは,わざわざできあがりのも買わなくても,自分で作ればはるかに安く手に入れることができます。白色のものだったら「さらし」とよばれる木綿の布を買って,切って作ればす済みます。さらしは着物屋さん,スーパーのベビー用品売り場(赤ちゃんのおむつ用の布地として売っています)などで売っています。ねだんは一反(約10m)1,000円ほどです。
これを4等分して2.5mずつにすれば,一反から4本取れますので,1本250円ほどで済みます。2.5mあればふつう体型の小中学生には十分すぎる長さです。幅は約34cmありますので,たてに半分に折るか,半分に切って約17cmにして使います。
布地を切ると,洗濯したときなどに糸がほつれてきますが,ある程度ほつれるとそれ以上ほつれなくなります。また,ほつれた糸がほかの洗濯物にからんで困るという場合には,ネットに入れて洗濯すると良いでしょう。
色,柄物については以下の通りです。色物は,「新モス」とよばれる木綿の布を使って作るのが一般的です。これは着物屋さんなどで売っています。幅はさらしより広く約36cmほどあります。二反に相当する一疋単位で売られることが多いようですが,お店によっては切り売りもしてもらえるようです。ねだんは一疋あたり3,000円~4,000円ほど,色は赤をはじめ,10色以上のバリエーションがあります。なお,新モスははじめは色落ちがはげしいので,ほかのものといっしょに洗濯しないようにしてください。柄物はお祭り用品のお店で手ぬぐい用の布を必要な長さだけ切ってもらって作ります。たくさんの柄がありますので好きなものを選んでください。
越中ふんどしは,作るのがめんどうです。布を切るだけでなく,ぬってひもをぬいつけるという作業が必要になるからです。大人の人に相談して作ってもらった方が良いでしょう。